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懐かしい思い出の味・・・

昨日、病院のからの帰りに「天下一品」のラーンメンを食べました。
いつもの「こってり・ニンニク入り」を頼みました。僕は、辛子味噌を入れて食べるのが好きです。


「天下一品」は関西ではメジャーで、鶏がらと野菜などをじっくりと煮込んだこってりとしているのに、後味はあっさりしている、透明度ゼロのスープが特徴です。


本店は京都にあり、学生時代京都に住んでいたこともあり、僕にとっては、楽しかったあの頃を思い出す、思い出の味です。
最初に初めて「天下一品」に出会った時は、こんなラーメンがあるんだ!という衝撃を受けたことを覚えています。・・・兎に角、うまい!スープまで全部飲み干しました。(今でも必ず、スープは飲み干します。)



学生時代は最初の2年間は学生マンション(といってもかなりボロい・・・)に住み、仲のいい同じ住人たちとよく食べに行ったものです・・・

いつもみんなでバカ騒ぎ・・・毎日がお祭りのようで、今考えてみると、夢のような時間です・・・


住んでいた、マンションで幽霊騒ぎがありました。

最初に入居した時から御札があちらこちらに貼ってあって、

変だな?とは思っていたのですが・・・

自分の部屋からは毎晩のようにラップ音がして、

「うるさい!」というと止まります。

でも、しばらくするとまた始まります。

ほかの部屋でもCDがピョンと飛んだり、網戸が勝手に動いたり、

挙句には、ロビーになんか青白いものが立っているのが見えたり・・・

地元の人に聞くと、この場所は元々墓地だったそうです・・・


そんな事があっても、怖いとか思うこともなかったのですが、
同じマンションの友達(霊感がとても強かった)が交通事故で死んだこともあり、
両親が心配して、「もっとまともな所に引っ越せ!」ということで、
その後、ワンルームマンションに引っ越すことになりました。


時代はバブル時代、みんなが本当に浮かれていた時代です・・・
その頃の僕は、とても社交的で、友達も多く、明るい性格で、
バイトも適当に楽しくしていました。


彼女もでき、同棲し、車も持っていて、バスケットボールのサークル
活動も活発にやっていました。

彼女との日常生活、会話、一緒にいること、全てが好きでした。

彼女は、京都の田舎の出身で、養女として育ちました。
生い立ちからか、とてもさみしがり屋で、
いつも一緒いなければ安心出来ない性格でした。
槇原 敬之」が好きで、二人でよく音楽を聴いたものです。


「物事は同じものでも、いろんな角度・方向から見ることができるのよ!見る角度によって同じものでも違って見てるから・・・」と
教えてくれたのも彼女でした。今までの自分にはない感性を持っていて、それがとても新鮮で魅力的でした。


バイトが終わると、行きつけのショットバーに行き、彼女と一緒にカクテルを飲むのが好きでした。
この人の為に、僕の一生を掛けてもいいと思える程でした。


毎日がとても楽しく、彼女の幸せを考えることに充実感を覚えていました。この時間がいつまでも続くものと錯覚していました・・・


でも、僕の地元、岡山での就職が決まり、彼女は、「育ての親に、なんの恩返しも出来ていないから京都から離れることは出来ない」とのことで、彼女のさみしがり屋の性格のことも考え、遠距離恋愛は無理だろうと思い、別れることを決心しました・・・


僕は、彼女の性格上、普通に別れるのは、難しいと思い、何を思ったか、浮気をすることを思いつきました。
自分は本当に馬鹿だと思いました。でも、あの頃は、経験のなさもあり、彼女を傷付け、自分から遠ざける事しか思いつきませんでした。本当は、離れたくないという葛藤と、彼女の今後の幸せを天秤にかけました・・・
浮気を知った彼女は当然悲しみましたが、彼女をつけ離す事で、彼女の今後の幸せだけをを願いました・・・


これが、若さなんでしょうね・・・


何年か前に20年ぶりに再会し、当時のことを謝りました。彼女は優しく当時のことを許してくれました。
ずっと心の中で引っかかっていた物が、少しほぐれました。

彼女は3児の母になり、それなりに幸せに暮らしていました。連絡先の交換などはせず、お互いの家庭のこともあり、そのまま別れました。もしかすると、二度と会うこともないなと・・・連絡先を聞かなかったことに対して、後悔もしましたが、それがお互いの為・・・と自分に言い聞かせました。会って、謝ることができたということが奇跡だと思いました。

しかし、心の奥底では、別れたことに対しての懺悔の気持ちや後悔が消えた訳ではありません・・・

当時、別れた直後に、彼女のおじいさんが亡くなったということで、駅まで、送って欲しいと夜中に電話があり、迎えに行ったことがあります。雪が降り積もる中、車での移動中は、二人共無言でした・・・僕が、岡山に帰る前日でした・・・

始発の電車が来るまでの間ただ、沈黙だけが続き、「ごめん!」の一言も言うことができませんでした。
彼女も、その時、色々と考えていたのかもしれません・・・
あの時本当の自分の気持ちを伝え、彼女を引き止めることができたら、運命は変わっていたかもしれません・・・


もしあの時、別れずにいたら、どうなっていたのだろう?・・・
あの時、就職を京都でしていたら結婚出来ていたかもしれない・・・
あの時が、人生のターニングポイントだったのでは・・・

そんな言葉が、この20年心のどこかで囁いていました。20年間気持ちの整理ができないまま過ごしてきました。しかし、彼女との再会は、こんな自分にも許しを請う機会を与えてくれました。彼女と過ごしてきた経験は、きっとこれからの自分の人生に役に立つに違いない。そう思えるようになりました。
今は、彼女に出会えたことに感謝しています。
楽しい思い出をくれた彼女に対して本当に感謝しています。
明るく、前向きだった頃の自分を思い出させてくれることに感謝しています・・・


今までは、本当に精神的に弱っていて、、当時のことを思い出す余裕などありませんでした。
ようやく、当時の自分を少し思い出す事ができるようにまりました。・・・
しかし、、今感じることは・・・


今の自分とは、性格が真逆だな・・・とても惨めな気分です・・・

今の自分には、いろんな角度や方向から物事を見る余裕なんてないな・・・

友達と呼べる人も少なく、何をやっても楽しいと思えない・・・

興味を持つことや趣味と言えるものもない・・・

もし戻れるなら、あの頃の天真爛漫な自分に戻りたい・・・

当時の自分と比べると、どうしても、マイナスの感情がでて、へこみます。
そんな中でも、少しずつですが前を向いている自分がいます・・・
複雑な心境です・・・


今の自分の不甲斐なさに自然と涙が出ます・・・
最近涙もろくなりました・・・


「こってり」ラーメンの懐かしい味の記憶が、いろんなことを思い出させてくれました。


皆さんにも、「もし戻れるならあの時代に戻りたい!」と思える時があると思います。

戻れないことは分かっています。それでも、僕は、辛い時には、「楽しかった頃の思い出」に現実逃避しても良いのではないかと思います。「楽しいと思えること」これだけで、いい薬になると思うからです。今はまだ、そういった気持ちになることはありません。
これから少しづつ、「楽しいこと」を見つけていけたらなぁ~と思います。


それで、今の自分が救われ、精神的に少しでも安定するなら・・・


読んでくださった方々に感謝です。



同年代のあの人がいつも健康な秘訣




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テーマ : 不安定な心
ジャンル : 心と身体

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SAKURA FUBUKI

Author:SAKURA FUBUKI
今、生きてるよ!という思いでこのタイトルを付けました。
40代のおじさんです。
日々うつ病で苦しんでいます。うつ病と向き合うために自分の気持ちの整理も兼ねて、同じうつ病で苦しんでいる人達にも読んで貰いたくてブログを始めました。
自分自身の記録として、将来「こんな時もあったよなぁ~」と家族で笑える日が来るといいなぁと思っています。(いつになるか解りませんが…)
読んでくださった方々に感謝です。

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